Sitting in an Armchair

取るに足らない勉強日記

メール総数推移から振り返る「だれ?らじ」

唐突な趣味全開記事。
表題通りの記事です。最終回後の放心状態でそのまま書きました。

趣旨

ついに終わりを迎えた「だれ?らじ」*1ですが、毎回冒頭に番組あてのメール総数を発表するのも一つの特徴でした。

聞き始めたのはラジオ開始直後、まだ3人がお互い敬称をつけて呼び合っていたころです。当時統計学の勉強を少しずつ始めていた私は、後々面白いことになると思って毎回メール総数を記録していました。
そしてこの度、番組がついに終了の時を迎えるということで、こつこつ書き貯めてきたメール総数の数字からだれ?らじの歴史を振り返っていこうと思います。

ご案内とは思いますが、念のため。
「メール数=ラジオの盛り上がり、面白さ」とか、「メール数が多いほどいい」という趣旨ではないので、そこはご理解ください*2
どんなラジオでもメール送るのって結構ハードル高いんですよね。かくいう私も聴き始めて5年目でようやく初メールを送りました。読まれたときはうれしかったなあ…。だれ?らじ終了の発表があった回で感情忙しすぎたけど。

メール数の推移

早速ですがメール総数のグラフはこんな感じ!

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だれ?らじ メール総数の推移(色は音泉カラーのイメージで)

改めてグラフにしてみてみると、思ったより乱高下してるものですね。
当然、イベント前後に増えたり、お三方の誕生日回の時はお祝いメールの総数になってみたり、そもそも2本録りで2週連続で増えてたりとかいろいろあるので、さもありなんという感じでしょうか。他にはOP/EDや主題歌、駒形さんのソロCDの発売直後に感想メールが多くなった印象です。

ちょっとこのままでは見づらかったので、前後何回かの平均*3をとって大体の傾向を見てみることにします。

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濃い緑の線が前後2回を含めた平均の推移です。トレンドがわかりやすくなりました

だいぶ全体の傾向が見えたような気がします。
メール数のトレンドだけを見ると、第1回から第2回で爆発的にメール総数が増え、毎週平均200通前後のメールが届いていた初期、開始当初の勢いは落ち着いたものの毎週100通前後で推移を続けた2~3年目、メールの送りやすいコーナーの影響か一気に増えた4年目、以前の安定感に戻りつつコロナや隔週配信を受けて減少していった5年目、という感じでしょうか。

話題を呼ぶイベントやゲストの存在、コーナーとの関連性とかを考慮に入れると、もっといろいろわかるかもしれませんね。

メール通数トップ10

さて最初のグラフからは、変動が大きい中にいくつも突出したメール数を記録した回があることが見て取れます。そこで、メール数が多かった回はいつかを見てみようと思います。

メール通数トップ10は、以下の通りになりました!
備考には、その時の話題orイベント等があれば書いています。

順位 メール数 備考
1 第219回 510 最終回
2 第182回 446
3 第173回 354 発売記念ミニライブ&お渡し会 感想回
4 第184・185回 345 二本録りで二週ぶんのメール数
5タイ 第8回 344 「明日香のキャラ迷走劇」メール募集開始
5タイ 第17回 344 野村さんご結婚おめでとう回
6 第5回 309 トークショー秋葉原 感想回
7 第171回 304
8 第18回 302
9 第178回 294
10 第175回 291

おそるべし風流。

「だれ?らじ風流いとをかし 見ざる言わざる聞かざる編」の期間の放送回がトップ10のうち6つもの順位を占めていました。笑
やっぱりあまり考えずにメールを送れるのが良かったんでしょうか。レモン味3被りは笑ったなあ…。

そんな中に、最初期のトークショーや野村さんの結婚報告&祝福メール殺到回が入っていたり、特にイベント等がない回もメール数が多かったりするのを見ると、改めてやはり最初期から話題になって盛り上がった番組だったんだなあと思います。ド平日のトークショーも懐かしいです。
最終回にして最多メール数というのも、盛況のうちの幕引きだったのを表していますね。

おわりに

メール数の推移からは、波がありつつも100通前後のメールが継続的に届いていたことがわかります。
メールはリスナーにとって結構ハードルが高い一方で、「読んでもらいたい」「番組を面白くしたい」という昂揚の発露でもあるように思います。それが番組開始以来絶えず一定以上届き続けるのは、野村さん・駒形さん・角元さん個人のご活躍、生まれては死にゆくコーナー達、世間の情勢などのいくつもの波がありつつも、常に番組がリスナーにとって魅力的であり続けたことの証だろうと思います。
野村さん、駒形さん、角元さん、スタッフの皆様、約5年間本当にお疲れさまでした。そして、楽しい時間をありがとうございました。

最終回を聞きながら思い出した曲の一節を載せて終わりにします。

知らず知らず 遠くまで
来てしまったよ 旅立った日から
めぐり逢えた 数知れぬ人々の顔 消えない景色
 
何ひとつ欠けても 駄目なんだよ
 
今きみと ともにいる この場所が好き
生きてれば会えるだろう いつかまたここで
 
―――――― B'z 『いつかまたここで』一節

*1:ご存じのない方のために念のため。2016年から始まった、誰だかよくわかんねースペースクラフト所属の新人女性声優(当時)3人がなんとなーく喋るラジオです。2020年1月12日放送をもって終了となりました

*2:そういう意味ではTwitterのデータとかのほうがいいのかも。何度ハッシュタグ検索したことか…

*3:移動平均」というやつ。今回は前後に買い取って計5回の平均を見ました